痛み

先日亡くなった
妹の姑は
末期の肝臓癌で
最期、モルヒネも効かず
ただただ、痛みと戦う日々だったそう
入院して
痛みをとってもらったその日に
安心したように息をひきとった
そうです
前に息子と手をつないで歩いた
あの真っ青な空の下の
真っ白な雲の世界は
本当に穏やかで
ひとつの緊張も怖れも不安もない
幸せな世界でした
痛みを感じること
そのものが
生きることそのもの
なのかもしれません